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ミステリと言う勿れ 第一話 感想

 ミステリと言う勿れ 第一話

(月曜午後9時/フジテレビ)

 

最初に報道で「菅田将暉」主演で月9と聞いた時、主役の「整」の イメージじゃないけど(漫画先に読んでた)なんだかんだで菅田将暉!の技量でねじふせるんだろうなと思ってた。けど、原作に人物像を近づけるアプローチではなく、独自の路線で行くのね。
原作の整くんは細面の顔立ちでイケメンじゃないけどホワンとして て、線は細めで身長は普通くらい。人を論破するのではなくあくまで自分が思っていることや知識を淡々と言うけど決して冷たくなく優しく響くって印象。
菅田くんの「整」はもっとシャープ。冷たく切って行くよう 。持論を押し付けてないと言いつつ断罪しているような。
原作に忠実なセリフや流れ(脚本)で、話的に面白いのは間違いないけど、原作先に読んじゃった派からすると、これじゃない感は拭えない。
漫画を読んだときから実写化するなら渡部豪太くんだなぁと思ってたけど、若かりし日の渡部豪太くんにやってもらうわけにも行かない。時間がゆがむなら、渡部豪太くん主演でテレ東で見てみたい。犯罪シーンのロケとかにお金かかりそうだから、その場合は時効刑 事とかの感じでテレ朝深夜でもいい。

だがしかし、実際は月9だ。それなりのネームバリューのある人をという気持ちもわかる。で、月9なら「整」役は誰だと考えてみた。

年齢的にも鈴鹿央士くんでどうだろう。
デビュー直後に出た映画「蜜蜂と遠雷」の演技ができるなら整くんの雰囲気を出すことも容易だろう。細面の顔立ちではないが、雰囲気は出せそうだ。綺麗な顔立ちだが 、冴えない役も別のドラマでこなしてたし。
ネームバリューがまだ足りないとは言われそうだが、なんせ脇をかためる俳優陣がいい。
昔は月9も若い俳優さんを起用して、ブレイクの場になってたけど、最近は守りに入った人選が多い気がする。
この俳優陣の中で鈴鹿央士くんが主役でこの内容だったらブレイク間違いなしだったんじゃないだろうか。
なんだか、惜しいなぁ。
さて、そんな脇をかためる素敵な俳優陣。
池本役の尾上松也さんは原作とはイメージが異なるものの、見事なはまり役。コミカルさやボリューム感もいい。
風呂光役は西野七瀬さんをイメージしてたけど、伊藤沙莉さんはさすがの一言で細やかな心の揺れを演技されていたので全然OK。
青砥役の筒井道隆さんがイメージ通りでちょうど王様のレストランを見返していたので落差に驚いている。
薮刑事役の遠藤憲一さんは1話の犯人にしては豪華!と思ったけどラジエーションハウスからの見事なバトンタッチで、強面の刑事が
整の発する言葉にとまどう瞳まで繊細に表現していて凄いなと。民王ではコミカルな総理と息子だったけど、微塵も思い出さなかったもんね。

さすが90分スペシャル。事件終了で終わりかと思えば次なる事件への大いなるいざない。
次回気になるのはガロくん役の瑛太さん。

個人的なイメージでは金髪なら城田優さん、
金髪でない場合は宮沢氷魚さん派だったけど、瑛太さんも演技で納得させてくれそう。
でも年齢的に白石麻衣さんがお姉さんはおかしいかな?妹とかに設定を変えるとか?

なんだかんだで久々に月9の毎録決定。楽しみです!