ゆるやかTV blog

TV好きのゆるやか感想ブログです

ケイ×ヤク 第1話 感想

ケイ×ヤク(木曜午後11:59/日テレ)

 

これ、いいんじゃない。最近はBLドラマが流行ってて、正直そればっかりじゃとは思ってたけど、話の流れがいい。原作は漫画なのかな?読んでないからわからないけど。

二人のたわいない話からの最後の勝負に挑みに行く?ため急に笑顔から真顔になって歩き出す。そこにケイ×ヤクの文字。これで「契約」って意味以外に刑事×ヤクザで「ケイ×ヤク」なんだって気付かされた。でもそれだと立ち位置逆だよね?前から見れば「刑事×ヤクザ」か。

そこから2ヶ月後に。つまりはさっきは最後の戦いの前だってわかる。バナナフィッシュみたいなけだるげな雰囲気の犬飼くん。ここから栗山千明さん演じる公安の先輩(央)との捜査練習や3年前の事件と現在のヤクザの組長英(犬飼くん)を尾行する国下(鈴木くん)の様子が入り混じって、緊張感が演出されてる。これ、バランス悪かったら時間経過の把握が??ってなるから、ほんといいバランス。

英が闇ファイトクラブやってるってことで国下が潜入することに。ここでも、央がトラブルに巻き込まれるまでの流れを同時に描く。ファイトクラブに挑戦者として潜入した国下がトイレで命を狙われた英と初めて顔を合わせる。話としては奇抜だけど、不自然さがないんだよなぁ。セリフとか、役者さんたちのはまり具合とか。絶妙。元世界チャンプと戦う国下。殴り合いの中で、央が殺される映像、幼少期の爆破事件が効果的にフラッシュバックされる。にしても袋を取られて出てきた栗山千明さんの顔ほんと綺麗だわ。もうずっと年とってなくない?

で、国下は負けちゃうんだけど、国下が別の目的で潜入してるとわかってるのに無事に帰らせちゃう英。組の後輩に何かあったらどうするんですかと聞かれて「その時はお前が継げよ」ってさらっと言ってたけど、これフラグ?うまくいった最後に後輩に殺されちゃったりする?

で、次の日が命日で央の墓の前で国下と英は再び出会う。500ml缶のビールでお互いに央を大切に思ってることを確認し、共闘する契約をする。めちゃくちゃだけど自然〜。

おまけも、いいドラマだとドラマにはないけど登場人物たちはこんな会話してるんだろうな〜って想像するような内容で嬉しい感じ。

 

このドラマ、キャスティングが最高!!鈴木くんはほんと何でもこなすなぁ。同じヤンキーでも、今日俺・東リベ・恋です!・お茶にごすと全部全く違って笑い方一つとってもキャラクターごとに違う。ガタイがいいので、ヤンキー役で重宝されるけど、好青年や、すかしたイケメンやらせてもなんの違和感もない。今回は実直な公安刑事。ヤクザ役の犬飼くん(仮面ライダービルド!)は新境地じゃない?でもすごい合ってる!強くて凶暴なのに冷静。良き良き。しかも栗山千明さんの弟って言われても目の形や大きさ、分かるって感じ。鈴木くんと犬飼くんの身長差や顔立ちの違いも並んだ時映えるわ〜。

ひとつだけ、公安部長の徳井さんと総理大臣の板尾さんはどっちか、俳優さんにできんかったんかねとは思う。フォルムが似てて、出来れば徳井さんは渋めの役者さんでも良かったかな。

 

全体の画面の色合いとかも放送時間にあってて良かったわ〜。

これは、絶対次回も見ます!!