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卒業式に、神谷詩子がいない 第1話 感想

卒業式に、神谷詩子がいない(日曜午後1時45分/日テレ)

 

仮面ライダー迅(中川大輔)が出る学園ものがあるぞって情報は知ってたけど、まさかの日曜午後1時45分からの30分枠ってなに?新設?昼間のドラマに驚いてますが、現役高校生に見てもらいたいと思ったらいい時間なのか。土曜は部活があるだろうし、日曜お昼食べてからちょっと休憩タイムに見てもらって後は勉強して、みたいな。ただ、高校生がテレビでドラマ見るかはわかんないなぁ。家族でミステリ見る方があるかも。この題材なら配信でどれだけ伸びるかかな。

 

始まりはタイトル通り卒業式に神谷詩子(茅島みずき)がいないとこから。(これって、何か原作あるのかな?このタイトル聞いたときあんまり興味持てなかったんだよな。「桐島、部活やめるってよ」以降のパロディに近い感じがして。)

タイトルバック明けに入学当初の場面に。体育館の掃除係で一番乗りした詩子がイヤホンしてダンス。他の各クラスの掃除係がやってきて上手さと綺麗さに見入る。見ている人がいることに気付いた詩子はダンスをやめるが、見ていた皆は詩子に話しかけてくる。気さくな女子ーズ、安藤しず香(田鍋梨々花)と宮田萌(莉子)はダンスを教えてくれるように頼む。カメラが得意な寺島史也(奥平大兼)、王子キャラの小林真斗(杢代和人)、唯一部活に入ってるサッカー少年工藤健介(中川大輔)も、意気投合し、グループ名を「ファンファーレ」として、放課後の楽しい時間を過ごしていく。文化祭の片付けをしているときにステージでダンスをしている動画を上げたらバズり、来年はステージに立とうと約束するが…。

 

ってな初回。最初詩子は皆と交流することをためらっていたり、中学はダンス部だったのにわざわざダンス部がない学校を選んだり、下校時中学のダンス部の仲間を見かけて避けたりとしてたから、中学の部活で何かあった系ね。後、家はお母さんシングルかしら?妹が、全然お手伝いしないのに対し詩子はお母さんを気遣って一人で家事を請け負うところがあったから家庭の事情やパワーバランスも何かあるのかな(母親役が猫背椿さんって、普通のお母さん役してて最初気づかなかったよ)。

初回だから、6人が出会って仲良くなるまでの登り調子期のお話だけど(30分しかないしね)、次回から不穏な空気?卒業式は皆マスクしてたし、正に現状コロナで一番弊害を受けてる学生たちの話になるのかな。コロナで文化祭が行えない、会えないとか。女子3人、男子3人ってのもうまい具合に行かなそうよね。今の所、詩子が健介が気になってて、史也が詩子を好きな感じよね。いつも一緒にいて好きになるのは当然だけど矢印が向かい合うとは限らない。こじれてくんだろうなぁ。

 

茅島みずき、田鍋梨々花、莉子、と深夜帯や配信ドラマなら主役をはれる若手女優たちを揃えて(全員キャラが違ってとてもいい)、主役は茅島みずき!3人のうち主役のキャラは誰がやってもおかしくなかったと思うんだよね。だから最後まで見終わった後に茅島みずきちゃんが主役で良かったねって演技をしてくれることに期待してる。

メンズは中川くんがサッカー少年ってのがしっくり来ない。彼明るい役多いよね。出来てるけど、カメラ好きな静かな役の感じのが見たかったかな、アーティスティックな。せめてサッカーじゃなくて、バスケが良かった。身長的に(もしやキーパー?)。

 

学園ドラマが大好きなので冬ドラマに学園ドラマがなくてガッカリしてたから結構嬉しい(あっ、イケどらあったね…)。