ゆるやかTV blog

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ゴシップ 第10話 感想

ゴシップ(木曜午後10時/フジテレビ)

 

仁和の闇来た~。

怪しさ満点で二つの疑惑を追うように凛々子に命じた仁和。一つは元嫁の再婚相手の作家が審査員を努める文学賞の選考で賄賂を貰って不正をしたか。もう一つはある会社の社員が就職活動生に詐欺を働いたか。

結果はどっちもビンゴ!作家の嫁が仁和の元嫁と知らされていなかった凛々子は明らかにうろたえてたし、いつもなら相手からここは書かないで、と言われても真実を書くことの意味を述べて書くのに、今回は作家の嫁の言う通り三年前に目の見えなくなった作家の代わりに奥さんが書いていたという部分はカットした。何故に??書かなくてもその不自然さにいつかはバレる(そもそも奥さんも旦那さんの目のことを公表して、旦那さんのアイデアで書きます!みたいにすれば良かったのに。そもそも素人がそうそう書けませんけど、ドラマですからね)、そして世間に叩かれる、そらより自分の言葉で話した方がいいってスタンスだったよね?それほど凛々子は動揺してたのかな。

 

仁和は凛々子に作家の件はアップして良くて、就職活動詐欺の件は忘れるように言ったけど、その理由が就職活動詐欺社員のいるインターネオが出版会社の吸収合併を考えていて、今回仁和たちのいる「クスノキ出版」と賄賂をもらった作家の文学賞を扱っている出版社のどちらかという話を有利に運ぶためのものだった(詐欺事件をエサによい条件を引き出し、ライバル出版社を追い落とす)。

 

就職活動詐欺事件を記事に出来ないと知った一本たちは憤りを隠せない様子だったが、仁和の命令のため押さえていた凛々子も、その理由を知り飛び出すってところで終わったんだけど、前回100点出してるだけあって今回も100点です!

一本が取材した学生が就活詐欺以外の事件も話したいって電話して来てるし、これは仁和の思い通りにはならなさそう。

 

でも仁和が「瀬古も普通になったな」みたいなこと言ってたから、むしろ普通じゃない凛々子に止められたかったりした?

安藤政信が普通の悪なわけないし。

 

凛々子によって記者としてやる気を出した下馬、一本、椛谷、仁羽に翻弄される凛々子を心配する笹目と根津。それぞれの動きもアイコンタクトも面白いね。

 

下馬の家庭の事情に気づいて気にかけてるのが、一本ってところが一本の成長を感じるけど、わざと相手の嫌がる言い方でかわす下馬も切ないなぁ。ほんとは凛々子に下馬の現状を救ってほしいけど、今の凛々子はそこまで見えないか。

 

次回は乃木坂46を卒業した生田絵梨花ちゃんが出るみたいだけど、ミュージカルで実力を発揮してるから、ドラマ出演も楽しみ。

 

シリアス展開だから、わちゃわちゃ小ネタが少なめだったけど、もっと見たいと思わせるようになったゴシップ。カンフルNEWSのメンバーの関係性が出来てから後5話くらい見たかったな。