ファイトソング(火曜午後10時/TBS)
エレベーターに閉じ込められた花枝、芦田、慎吾。からの今週。
菊池風磨くんが王道中の王道の二番手を最後まで演じきったね。出来るのは知ってるのよ、想像出来るし。「イタイケに恋して 」でもしっかり演じてるしね。でも花枝が最後は芦田とくっつくのがわかっちゃうんだよな。演技に棘がない。でも最終回ではチャラくて優しくて鈍感で柔軟な菊池風磨演じる慎吾は素敵だった。最終回全体の優しい流れを作ってる中心人物は確かに彼でドラマのキャラたちは慎吾に助けられていく。
エレベーターでの会話で余計にこじれてしまった芦田と花枝。芦田はなんとか花枝と話をしようと、家の前で待ち伏せしたり、ジョギングコースで待ち伏せしたり、仕事行く道で待ち伏せしたり。売れたからか、お金かけてて、橋にかけた花枝へのメッセージは印刷代とかあの勢いで開いて下に落ちる重みで破れない素材とか4枚も作るのは相当かかるな、とか、道に置いて読ませようとしたフリップもちゃんと周りの囲みが印刷されてるものだったり。画用紙じゃ駄目なのか!?とか気になったり。
そこまでされても素直になれない花枝。
頑固。わかるな。ここまで来ると折れどころが難しいんだよな。相手がミュージシャンなのに聞くことが出来ないって気持ちもわかるけど、芦田からするとそれは関係ないんだよな。
芦田は慎吾に花枝と話せるようにお願いする。この時もう少し真面目モードで風磨くんが来るかと想ったら終始和やかムード(そこが良かった。最終回だし)。シャトーブリアンを対価に軽やかに請け負うのよ。
で、芦田さんから掃除の仕事頼まれたけど誰も行ける人がいないから、花枝行ってくれと。渋々行くと花枝の空手復帰のお祝いパーティーが用意されてて、園長や凛や慎吾、葉子さんもいるわけ。烏丸が料理してね。栗山千明演じる芦田のマネージャーがいなかったけど(今は烏丸が芦田のマネージャー?)、複雑な心境になるから呼んでないの?それとも公安の仕事が忙しいの?
皆の前で堂々と花枝に向かってく芦田。これで折れなきゃ折りどころないよね。
二人は屋上に。芦田はファイトソングを歌う。アンプに花枝を座らせて、肩の方に花枝の頬をのせて。振動で三三七拍子が伝わる仕組み。いいやんか~。それでファイトソングね。
後は最終回だからいろんなことのけりをつけて行く感じよ。
芦田の元マネージャーは会社を辞めて独立することに。新しい才能を見つけたって。でも資本金なきゃ大変っしょ。
戸次さん演じる床屋の迫は園長に告白。こちらは成就。
凛は慎吾に告白。これはね、凛ちゃん役の藤原さくらちゃんが可愛いからね、言われたら嬉しいよね。鈍感な慎吾にはちゃんと伝えないとね。抱き締め返せない慎吾に今はいいよって言うんだけど、やっぱり引き止めて抱き締めるんかい!まぁなぁ、可愛い子には弱いのよね。
最後は初回と同じく空手の大会。見事に負けて電話で芦田を呼び出すのよ。呼ばれてすぐ来られるなら何で試合見に来てなかったんだろ?あんまり喋らない芦田との会話がなんのツールもなくても出来るようになってきてて、二人でほっこりしてキスして(キスシーンわりとあるな)。最後はムササビポーズ。ムササビってのがイマイチぴんと来ませんでしたが、幸せな終わりかた(予想通り)で良かったです。
なんだかんだで最後まで見たな~。