ゆるやかTV blog

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未来への10カウント 最終回 感想

未来への10カウント(木曜午後9時/テレビ朝日

 

いや~、ダメだ。このドラマ好きな人もいるだろうけど、見たいやつと違った。一人の元ボクサーの再生の話だけど社会派系か、学園もの(生徒一人一人をクローズアップしつつ、主人公の桐沢独自のやり方で救う)を見たかったのに、結局桐沢と折原先生の恋愛色が強かった。

 

折原先生のシーン多いなと思ってたんだよね。折原先生のキャラ自体はいいし、ほんのり今後桐沢とあるかも的なのを最終回で匂わせるくらいでよかったんだけどなぁ。前回の折原先生からのプロポーズシーンとかなんで入れたんだろうと思ってたけど、結婚して焼き鳥やも復活してコーチして、幸せになったって最終回なんだ。じゃあ焼き鳥やに皆が集まってるシーンでは桐沢はもうちょっと笑顔見せてもいいんじゃない。あんまり笑わない役にしても、本気で焼き鳥焼いてるプロだとしてもあのシーンで一度も笑わないのは再婚して幸せっていう再生を見せたいなら違和感しかなかった。

 

前回の折原先生の桐沢へのプロポーズから、折原先生の息子の圭太が校長室に来るのも、はぁっ!だったし、子どもから言われたら急にあれだけダメだって言ってたのに先生してなくても顧問できるとか脚本軽すぎる。

 

生徒たちと桐沢の関係性は最終回でもできてなくって、桐沢が焼き鳥やとコーチと非常勤講師を掛け持つってわかったら、桐沢の体調を心配するわけではなく、自分たちのコーチングがおろそかになるんじゃないかを心配して、やきとり家をやらないようにせまる、とか。桐沢全然信用されてない。

 

インターハイ予選前は生徒をリングに上げて一言ずつ言うのはいいけど、折原先生までミット打ちさせて、しかも一番長いって。本末転倒よ。何を見せられてるんだ。

 

公民の方も非常勤講師はやらなくてすむようになって、じゃあ公民とってた生徒たちって必要なくなかった?授業でしかからんでないなんて。

 

校長と父親との確執とかもあっさり解決してるし。校長が桐沢好きだったとかのエピも全然生かされてないし。結局必要だった?になっちゃうし。

 

唯一、高橋海人はまた東大に合格してんじゃんってネタくらいか。

 

残念で残念で仕方ない。いい役者さんをいっぱい使って、もちろんプロのお仕事だし、見させていただいてるけど、見たいのはこれじゃなかったー!!!!