ゆるやかTV blog

TV好きのゆるやか感想ブログです

石子と羽男 第9,最終話 感想

石子と羽男(金曜夜10時/TBS)

 

9話は正直聞いてないよー!って感じで突然すぎて飲み込めない。蒼ってそんなにダメダメだっけ?仮にも弁護士事務所でお手伝いして、石子や羽男の人となりも知ってて、何犯行認めてんの。何で最初の接見から羽男に本当のこと伝えなかったの?何簡単に名義使わせてるの?

兄弟がいるとか、めちゃめちゃ気にかけてたとか、そんな描写ありました?蒼が電話してたシーンはあったかなぁ。でもせめて、電話してる蒼に石子が「誰と電話してたんですか?」って聞いて蒼が「弟です」って答えて石子が「仲良いんですね」って返すくらいの伏線が欲しかったよ。

結局、石子と羽男が調べて蒼は警察署から出てこられるんだけど、羽男が蒼を抱き締めるシーンは笑えたけど、羽男のキャラってそんなだったっけ?もう気心知れたし、砕けまくったって感じ?でも、二人のこと応援してて、結構気を使ってたよねぇ。わざわざ石子より先に抱きつくかなぁ。

 

で、蒼が巻き込まれた放火事件は不動産投資詐欺が絡んでいたんだけど、最終回はとても良かった。粘り強く証拠を集めることで、弱者が強者に勝つとこも、石子がパラリーガルじゃなく弁護士になって羽男と相棒になりたいって言ったことも、羽男が父親に自分の弱さをきちんと伝えたことも、羽男の父親が安易に理解しなかったとこも、羽男の姉ちゃん検事の活躍も、司法試験に向かう足が止まった石子に羽男が傘を差し出すシーンも(だからタイトルカットは二人が傘さしてるのか。お互いに補い合いながら一人前の仕事をする感じが出てていいね)、最後まで石子と羽男が男女の愛情に寄らなかったところも(絶対くっつくって思ってたよ。いい裏切り。でも石子、蒼か~。蒼にとっては石子が彼女なら心配なくていいけどね)、文句なくいい最終回だった。

 

そう言えば終盤にかけて見るのをやめてた「競争の番人」も、最終回見たら(こないだの最終回だよね?)、白熊と小勝負がくっつくんでしょと思ってたら、最後まで白熊の彼氏が超理解あるいい人で白熊と恋人のままだった。白熊と小勝負も良い仕事仲間ってことで、今のトレンドは安易に恋愛関係にさせないお仕事ドラマなのだろうか。面白ければどっちでもOKです!

 

着々とドラマが最終回を迎えてるけど、初恋の悪魔が終わるまでは今年の夏は終わらないぜ!