ゆるやかTV blog

TV好きのゆるやか感想ブログです

未来への10カウント 第3話 感想

未来への10カウント(木曜午後9時/テレビ朝日

 

 

ボクシング部に入った理由が唯一「強くなりたいから」と答えた水野あかりは早くに実の父を亡くし、母親が再婚した相手が苛立ったら手をあげるDV男だった。母親を守るため、自分の身を守るため、強くなりたいと思っている。

 

お母さんがちゃんと離婚して娘を守ろうとしてくれていて良かった!母親が怯えて子どもを守ろうとしない話は子どもが可愛そうで見てられないよ。

 

あかりは自分たちの前に現れたDV男から母親と自分を守るため、桐沢に実戦で強くなる方法を聞く。ボクシング部での対応ができないとなると、部活を辞めボクシングジムにお願いしにいくことに。

 

このジムが甲斐のところで良かったね。すぐに桐沢に連絡が来たし。桐沢は甲斐にあかねが言う通り、女子高生でも大人の男性を倒せるボクシングを教えるように頼む。

桐沢とあかねがチャリ押しながら喋ってるシーン、なんか良かったね。

 

DV男、袴田くんじゃん!いや~、こういう役お上手!もうほぼ「スカッとジャパン」だよね。先生役にオラキオ出てて「もう、昔みたいにバク転できない」みたいなこと言ってるのも面白い!

 

ちゃんと生徒に寄り添って、納得いくやり方で助けようとする桐沢。桐沢は再びあかねの所に現れたDV男をリングまで連れ出す。桐沢は不満ばかり口にする男に不幸話対決を提案する。不幸度が低かった方をあかねは一発殴ることができるルール。ここで、桐沢の今までの人生が告白される。

なるほどなぁ。オリンピックの強化選手に選ばれながらも網膜剥離になりボクシングは続けられず、教師になり結婚もしたが妻は結婚後癌が見つかり半年後に亡くなる。廃人同然の生活をしていたが、友人の励ましもあり焼き鳥屋で働くように。店も出し、順調だったのにコロナで閉店。そして今があるのか。何度も何度も立ち上がってんじゃん。そりゃ、こんな一緒に頑張っていきたい生徒たちがいる学校で働かされたら、桐沢はすぐにやる気になるわ。

 

あかねがボディーブローを出すときに、避けようとする相手にパンチを入れるため、2回目、3回目はフェイクを入れるんだけどそれが格好良かった!

 

桐沢がDV男に「きっと見つかりますよ、俺より全然若いんだし」って言ってたけど、木村くんと袴田くんは実際はほぼほぼ同い年よね。木村くんと袴田くんだと「君は時の彼方へ」追い出すよね。タイムリープものも大好きさ!

 

毎回、こんな感じで生徒の問題に桐沢なりに向き合い解決しながら、部活も進んでいくなら最高!

 

はっ、今回は学校に着いた途端の呼び出しなかったね!

不幸くんはキスするしかない! 第1~2話 感想

不幸くんはキスするしかない!(木曜深夜1時/テレビ神奈川

 

 

もうね、すっとんきょうな話だからいいよね!難しいことも考えず不幸くんの不幸回避を微笑ましく見ながらね。

 

福原幸多(曽田陵介)って名前なのに不幸ばかりが身にふりかかる大学生が同じキャンパスで幸運体質の篠宮直哉(佐藤友祐)と出合う。直哉といれば自分に不幸が起こらないことに気づいた幸多はいっしょにいたいという意味で「付き合って」と言うのだが直哉に誤解され、恋人として付き合うことに…ってお話。

 

にしても、純粋でライトな恋愛ものってもうBLでしか難しいのかなぁ。「昨日何食べた?」はまた違うジャンルとして、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(通称チェリまほ)」以来BLものは全盛期だ。「チェリまほ」は話の内容も丁寧で配役も神だった。国内のドラマ賞もとったけど、何より良かったのは海外で受けるコンテンツだとわかったことだろう。最近のアジア圏のBLドラマの人気は凄まじく、「チェリまほ」で主役をつとめた赤楚くんの人気は急上昇!SNSのフォロワー数も爆アガり。書き込みも外国語が大半をしめる。ドラマも各国で視聴されている。つまり、BLドラマはお金になり、さらに俳優は知名度が格段に上がり海外進出の足掛かりにもなる!実際に赤楚くんはプライムタイムのヒロインの相手役だ(おめでとう!仮面ライダークローズ)。ジャニーズでさえ、今をときめくなにわ男子の道枝くんとSnow Manの目黒くんが主演の「消えた初恋」でBLドラマを飾った(こちらも面白かった)。

女子と男子だとこうはならないものか。枷もないし、もっとリアルな感じになるから?

 

話は「不幸くん」に戻って1話で付き合うことになり、2話目で初デート!のはずが待ち合わせ場所にたどり着けない幸多。暗くなってたどり着いた幸多を「無事で良かった」と直哉は抱き締める。最初から直哉は幸多のこと大好きだよなぁ。初回から幸多の動きを愛おしそうに見つめるシーンを入れてるから違和感ないぞ。

 

直哉の2話目の待ち合わせの衣装とか良かったよ。初回はめちゃめちゃモテる役なのに正直服装が…。女子にモテる服装ではないよな??ってなったもんで。

 

直哉の友だち役に押田岳仮面ライダーゲイツ)、中山咲月仮面ライダー亡)も出ているので、もう毎週見ますって!

 

 

ナンバMG5 第2話 感想

ナンバMG5(水曜午後10時/フジテレビ)

 

ヤンキーものが好きなので普通におもしろいよ!

 

難波剛(間宮祥太朗)と伍代直樹(神尾楓珠)の間に友情が育まれつつあって、お互いの家を行き来して、家族のありがたみとか暖かさを感じることができる話で良かったよ。

 

鈴木紗理奈といい、ファーストサマーウィカといい、ど真ん中な人連れてきますなぁ。

 

深雪(森川葵)の部屋に「ミナミの帝王」の漫画とか置いてあって、そっち系が好きな人なの?お母さん役が野沢直子かと思ったらにしおかすみこさんの方?

 

深雪はね、お金ほしさに何やっとんじゃい!だよね。交渉相手が誰かもわからないのに人を差し出すなんて普通できないよね。コメディだし、普通ならガヤ的な役割の人物がそういう役をやるんだろうけど、今回は変わり者のヒロインってことでね、話としては面白いのかもね。最終的に剛が勝つしね。

 

次回は大丸(森本慎太郎)が出てくるみたいだから、どんな感じになるか楽しみだ。かき回してくれるんだろう。

 

難波家の愛犬「松」の声は津田健次郎さん。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」では芳根ちゃんの元上司をダンディに演じてるよ~。

元彼の遺言状 第3話 感想

元彼の遺言状(月曜午後9時/フジテレビ)

 

 

麗子は暮らしの法律事務所を継ぎ、篠田は雑用係に。麗子は見返りの多い起業案件を扱いたいが来るのはお金にならない個人の案件ばかり(弁護士ものあるあるの滑り出し)。

 

ある地域で、火事、殺人が起こり殺人の第一通報者で容疑者の男の弁護をすることに。なぜ、この一帯で事件が起こったのか。犯人は誰なのかって話。

 

話の内容はドラマを見てもらえばわかるんだけど、犯人がなぜそんなことをしたのかってのは語られないのよ。まぁ、他のドラマも犯人側の内面なんて大概語らないんだけど(サスペンスは除く)、なんだろう、文字の上をなぞっただけのような視聴感というか。面白いドラマって気づいたらドラマの中にいるような、深いところで感情が揺さぶられるような感覚があるんだけど、このドラマは今のところサッと上部だけ手で払った感触みたいな感じ。

 

先2話で出てきた栄治の従姉妹の森川紗英がカメラアイの能力を持ってて協力したり、次回も栄治の回想か富治が出てきたり、今回の容疑者だった男の子も出るらしいから、だんだん出演者が絡み合って面白くはなりそうだけど、麗子も含めて感情の手触りみたなものがあっても良いなぁ(リーガルハイの小御門も突拍子もない金の亡者だけど、愛らしかったよね)。

 

月9だし、推理ものだし、豪華だし、いろいろ絡んでいきそうだし、段々おぉってなると信じて見ていこう!

 

持続可能な恋ですか 第1話 感想

持続可能な恋ですか(火曜午後10時/駅ですTBS)

 

 

このドラマは父と娘の婚活ってのが、微妙で見ようかな~どうしようかな~って感じだったけど、初回結構良かったよ!

ヨガインストラクターの主人公の杏花(上野樹里)がスタジオ以外ではめちゃめちゃズボラなのは現代女子のリアリティーもあるし(実生活で丁寧な暮らしとかしてる場合じゃない)。

 

母親が亡くなったことをきっかけに実家で父親(松重豊演じる林太郎)と二人暮らしをすしている。父親は亡くなった妻のことを今でも愛しているんだけど、妻からの手紙を見つけて、娘を幸せにするために親子で婚活することに。ここのところも無理やりじゃない感は出てて、松重豊演じる林太郎の人となりも出てて良かった。

 

杏花は起業セミナーで出会った東村晴太(田中圭)を気に入って交際を申し込むけど、晴太はシングルファーザー。ひとまずお友だち関係に。こちらは急速に近づいたよねぇ。

 

父親に無理やり連れていかれた婚活パーティーは晴太の仕事場で、杏花の幼なじみで晴太の息子の保育施設で働いている颯(磯村勇斗)も参加していた。どうやら、杏花、晴太、颯の三角関係になりそう。

 

で、林太郎は整形外科の日向明里(井川遥)にどうやら一目惚れ。そりゃ、あんな美人いたらぽ~っとなりますわ。

 

で、晴太なんだけど、この役は田中圭さんじゃなきゃダメでした?もちろんお上手ですけど、丘の上で一緒に深呼吸するところ、違う人でも良かったなぁって思っちゃって。

あと、息子のお迎えに行って顔まで見せたのに、異性に会うために行ってしまうのは息子っちが預かり施設でまだ遊びたがっていても、やっぱりちょっと気になるなぁ。

 

父と娘のホームドラマ要素あり、恋愛要素あり。演技巧者の二人が主役だから、もう後は内容次第!

元彼の遺言状 第2話 感想

元彼の遺言状(月曜午後9時/フジテレビ)

 

 

えっ、元彼の遺言状から始まる事件で最終回までワッサワッサするんじゃないんだ!?

場面転換が少ないから見せるの難しいなぁとは思ってたけど。まさかのミステリと同じ2話完結バージョン。

 

最初の2話分は麗子と篠田がバディを組むための回だったのね。じゃあ、篠田あやしくする必要ないし、登場人物もあんなにいらないし、最初の遺産相続の話もあんなにバカでかい規模じゃなくて良かったと思うけど。もっとテンポ良く見せても良かったのに。

 

結局犯人は主治医の堂上ね。ふ~ん。栄治と堂上の奥さんが不倫してたとか、堂上の子どもが実は栄治の子どもだったとか、犯行動機がわかったけど、登場人物の心理があんまり描かれてないから、見てる側も感情移入できないや。栄治はわりと謎だらけの人だけど、これ今後何かあるのかな?最後の最後でこのタイトル効いてくるやつ?

 

見るのがちょっぴり面倒なドラマだなぁ。

やんごとなき一族 第1話 感想

やんごとなき一族(木曜午後10時/フジテレビ)

 

 

おぉ、いいね!ドロドロの家督争いドラマとかあんまり興味ないなと思ってたけど、「花より男子」の大人版みたいな感じね。

 

庶民中の庶民、主人公の佐都(土屋太鳳)は付き合っている彼氏(松下洸平)深山健太からプロポーズされる。食堂を営んでいる母、良恵も喜んでくれた。ところが健太は四百年続く深山家の次男で、出来の悪い長男の代わりに深山家を担うことを期待されていた。健太の父、圭一から別れるように言われるが二人は別れない。そこで、圭一は佐都を迎えてから追い出そうと計画する。父、祖母、長男夫婦、三男夫婦、妹から洗礼を受ける佐都。さて、佐都は普通の幸せな家族になりたいと願う夫健太のため、この深山家を変えていけるか。

 

ってお話。佐都のお母さんが石野真子さん、相手の家が超お金持ち、お家にお呼ばれしたけど、門の前で実家の食堂の料理をぶちまけられる、理不尽なこというおばあ様に啖呵を切る、等「花より男子」的な面白い要素を盛り込んでて、TBS?って思ったらフジテレビ!

 

長男嫁は「仮面ライダー電王」良太郎のお姉ちゃん!三男に「仮面ライダージオウ」のウォズ!末娘に「仮面ライダードライブ」のメディック!いや~、揃えたね!見るね、そりゃ見るね!

 

今のところ陰湿な嫌がらせとかじゃないし、立ち向かっていく太鳳ちゃんを楽しみに見れそう!

 

太鳳ちゃんは何年か前まではほんとに「陽」!って感じいっぱいだったんだけど、年齢的にイメチェンしたのか、ご本人に心境の変化があったのか、バラエティーとかでも、笑顔が減ったのか真顔が増えたのか、メイク強めなのか?ぐっと大人っぽい印象に。

 

庶民のヒロインをどんな風に演じてくれるか楽しみ!

 

深山家の食卓は全員同じ側で食べてるのドラマあるある過ぎない?デザイン的に向かい合うのはどうかとも思うけどさ。