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悪女 第6話 感想

悪女(水曜午後10時/日テレ)

 

 

原作を読んだこともなければ、20年前の石田ひかりさん主演のドラマを見たことがないので、比較は出来ないがいい脚本だと思う。ちゃんと現代社会にアップデートされてるし。

 

今回はマリリンが入社二年目になって山瀬くんが直属の後輩になる話。小野の下には石井杏奈ちゃん演じる板倉が。

終身雇用を期待しない、横文字を駆使する新人と、体育会系の小野は真逆。小野の営業のやり方に納得行かない板倉とT.Oさんに対抗したくて焦る小野瀬は小野に内緒で客先に自分たちの案を提案するが、客を怒らせてしまう。培ってきた営業スキルでフォローする小野と会社の横の繋がりを駆使したヒラメキで逆転するマリリンが手を組み見事お客様の怒りを鎮め、売り上げも上げるってお話。

 

役者が皆上手いってのもいいし、マリリンが部署を変わる度に新しい職場の上司や仲間が増えて、それが広がってくさまもいい。部署が違えば仕事内容も違うから新鮮味もあって面白い。

 

田中麻理鈴役の今田美桜ちゃんは小柄ながらパワフルでチャーミングなマリリンを見事に演じている。大きな瞳でめちゃくちゃ可愛いのに、妙にダサい衣装とオカッパ頭のハンデをものともせず、小野と山瀬くんにもそりゃ想われるわって思わせる魅力的なキャラクターを作り出してる。

 

マリリンにアドバイスを送る峰岸さん役の江口のり子さんはいつも最高だけど、今回の変身動画の白峰岸さんは可愛かったなぁ。確かにあの動画見たらちょっと欲しくなるもん。

 

先輩は先にいた仲間、後輩は後からきた仲間っていいよね。マリリンにとっては当然のことだから響いてなかったけど。これ、新入社員くんたちはけちょんけちょんに言ってた「オウミ」だけど、仲間として頑張れる会社なら「オウミ」の未来も悪くないんじゃないかな。

 

マリリンが想うT.Oさん(向井理)、マリリンを想う小野(鈴木伸之)と山瀬くん(高橋文哉)、この3人が全くタイプが違う(俳優さんのキャラも顔立ちも全然違う)ところもすごくいいよね!

高橋文哉くんの使い方はこのドラマじゃないと思ってたけど、高橋文哉くんじゃないと小野とT.Oさんには対抗出来なかったと思い始めたぞ。ってことは高橋文哉くんの次のドラマ「君の花になる」も話さえ面白ければなんとかなる?7人組のボーイズグループの一人(メインだけど)と、知ったときは高橋文哉を使う意味?と思ったけど、期待していい?

 

小野は最初めちゃめちゃ嫌なやつだったけど、4話で考え方を変えた(マリリンのおかげ)あたりからめっちゃキュートになった。男女は違う生き物だから、本当にわかりあって上手くいくことは出来ないから割りきって上手くまわすってことも大事。高いランチを奢るより、自分が出したゴミは自分で片付ける方が好感度上がったもんね。

 

さぁ、マリリンがどこまで駆け上がるのか、JKファイブ計画が進むのか?来週も楽しみ!