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悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~ 第7話

悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~(水曜午後10時/日テレ)

 

 

「オウミ」の現社長が倒れ、次期社長候補は峰岸(江口のりこ)が水面下で進めている三年で女性の管理職を五割にする計画に賛同している島田専務(小木茂光)と、社長の息子伝弥(野間口徹)。社内政治が動く中、マリリン(今田美桜)は伝弥が企画した未来プロジェクトに参加する。人望のない伝弥の企画に参加したのはマリリンと広報課の根津(北乃きい)だけだった。根津は企画開発課の如月(味方良介)から結婚をちらつかされ、伝弥の弱みを握るために参加していた。宇宙といったざっくりとした伝弥の発案から始まった未来プロジェクトだが、伝弥、マリリン、根津が一緒に話す中で、介護というキーワードに行きつく。

峰岸は島田専務に社長になってもらいたかったが、社内政治に長けた島田専務は社長の椅子が目の前に来ると途端に方向転換。女性管理職の話はなかったことに。峰岸は伝弥を社長にするべく田村(向井理)と裏で動くが、伝弥に追い風になってきた矢先、マリリンは伝弥が社長の座を島田に渡したいことを伝えられる。マリリンは伝弥に来た生放送の取材の中で、伝弥に次期社長は、島田専務だと言わせ、マリリンは島田専務は女性管理職を五割にする計画を必ず実行する人だとぶち上げる。

生放送だけに、引っ込みがつかない状況にしたマリリンの悪女っぷりってお話。

 

今回はちょっと漫画チックな展開だったけど、社内政治については子どもでもわかる内容で良かったと思う。ジェンダーの回とか小学校や中学校の授業で流してもいいんじゃないかと思うくらい良くできてる。セリフもいいし、脚本家さん誰だろ?腕がいいね~。誰が悪いじゃなくて、こういう目線もあるよ、こういうこともあるんだよってわからせる感じとか、上手!

 

根津と伝弥がゴールインってのもよくある予定調和な感じじゃなくて、ほっこりして良かった。元々人のいい伝弥は根津みたいなしっかりものの奥さんがいれば、仕事に満身できそう。介護にしても二人で動くって大事よね。

 

さて、根津に司令を出してた如月役の味方良介くんは、今クールはくず男役のオンパレード。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限」では、商品開発部のエースで真田に濡れ衣を着せ皆の前で嘲笑する役、「元彼の遺言状」では先輩を刺し殺しちゃうホストの役。全然関係ないけど「元彼の遺言状」のホスト役の人たちはことごとくホスト感ない人な気がする。どういうチョイス?

 

お掃除探偵山瀬(高橋文哉)の、「僕はマリリン派です!」は「一緒です!」って言いたくなったよ!