バツイチ2人は未定な関係（水曜／深夜0:45～）
わ～、微妙。個を大切にする現代で結婚にとらわれず恋人でもなくいてほしい時に一緒にいて安らぐ関係の男女。説明じゃなくて最終的にそうなったんなら、こういうラストもあるよねって思うだろうけど最初から決めうち。でも、揺らいだりするんでしょ？
親からの抑圧で自分のしたいこと思ったことを口に出せず育ち、旦那のモラハラが原因で体調まで崩して離婚した主人公藤田真実を演じるのは本仮屋ユイカさん。本仮屋さんなら上手いこと演じるんだろうなと思ったらやっぱり同窓会で酔っ払った演技の滑舌の悪さが秀逸！と思ったらその後の普通のシーンでも滑舌が酔っ払いみたい？何かあったのか？
で、同窓会で真実の話を小耳にはさんで俺も同じこと考えてたって真実に近づいた中村修吾役には早乙女太一。こちらはなんで早乙女くんなんだろ～って。殺陣シーンないよ～。体がごつすぎるよ～って思ったけど途中で裸のシーン（修吾は裸でリラックス）があって納得？？
真実が今まで自分のやりたいことや思ったことが言えなくて辛かったんだろうけど、裸でいるのが落ち着く修吾に私がいる時は着てねとか、母親のことを咎められた時にいつでも私の味方してほしいとか、もう金払って雇いなよと思った。だって、感情まで自分の都合良くなんてそりゃ仕事じゃなきゃ無理だわ。自分だって否定されて辛かったんじゃん。
修吾は修吾で自分の子どもを可愛いと思えなくて（責任が負えないと思って）、仕事だけはちゃんとしようと思ってたのに二週間も職場と音信不通って。おいっ、社会人！いや、仮にブラック企業で自分守るために会社から離れるのは全然ありだけど、結婚してて子どもできて責任負えないってなんだ？可愛くないと思っても続けることで補えることがあるだろうよって子どもや奥さんのこと思うと真面目に言いたくもなる。頼むから最初から結婚してくれるな。
なので、ちょうどいいっちゃちょうどいい二人かもしれない。
ドラマの終わりの方で映画を見てた時、この後感想言わなきゃって的はずれなこと言ったらどうしようってなるよね？って二人が話してたのを見て、あぁ今まで映画の感想さえ好きに言えなかったんだ、と思うと二人の今までも仕方ないかなぁとも思えたっちゃ思えた。
にしても離婚したら親には連絡しとかないと。親同士のお中元とかのやり取りとかでいろいろ困ることになるから、そこはメールでもいいから言っとかなきゃだぞ。
