ゆるやかTV blog

TV好きのゆるやか感想ブログです

「ガッチャード」と「キングオージャー」既視感満載なのは一緒なのに

9月になって始まりましたよ仮面ライダー「ガッチャード」。1, 2話見たけどなんだかどこかで見たことある感満載。そもそも今錬 金術師?って感じ。「鋼の錬金術師」が大流行りの頃にやれば良かったのに。SLみたいの出てきたのもデンライナー思い出すし、主人公のキャラが若干ジオウのソウゴだし(ソウゴの方がまだ共感できる)、りんねが指輪を使う感じがウィザードだし、宝太郎役の本島純政くんは色の白い佐野岳くん(ガイム)だし。
正直既視感あってもいいんだけど(全ての創作物は模倣から始まるって言うし)、ただいかに違うように見せるか、別角度で見せるかしないと。主人公、宝太郎が早々にはなった「ガチャットする」的な発言も決め台詞だってことはわかるけど(ビルドのベストマッチ的なことなんだろうけどビルドの方が格好良いいし)、その造語何?って感じ。すんなりケミーやら仮面ライダーやら受け入れてるのも謎で唐突すぎる。多分父親が冒険家ってところで納得しろってことなのかもだけど、無理(写真の父親の顔を見せないあたり宝太郎がなぜ仮面ライダーに選ばれたのかに関係してたりするんだろうか)。仮面ライダーゼロワンの200点満点な初回を見てほしい。なぜ戦うことになるのか、仮面ライダーになるまでのスムーズな流れとか最高なのさ 。役者さんはこれからの人たちだから上手くなくて全然いいけど、 脚本が面白くなくっちゃ視聴継続は厳しいよ。今、YouTubeで配信されてる「侍戦隊 シンケンジャー」なんて1,2話の松坂桃李くんなんて全然上手くないけど作品としてはめっちゃ面白いよ(日曜劇場「VIVANT」にシンケンレッドとシンケンピンクが出てるなんてエモい)。 
一方第2章に突入した「キングオージャー」も週刊少年ジャンプで見たことあるある既視感満載だけど、面白いんだよね。 宇宙が宇蟲王の庭だったあたりなんて「約束のネバーランド」 だし、そもそもの世界観が「鋼の錬金術師」だし、 ギラのキャラなんて少年漫画の主人公そのもの!なんだけど脚本が面白いから全然見れちゃう。あっ、似てるなって思っても各キャラの動きやセリフなんかで全然受け止め方も違うし、毎週最終回かよってくらいの熱量で来るからこっちもながら見とかできないし。
大好きなニチアサだけど、今回はライダーと戦隊で随分差が出たなって思った次第。「ガッチャード」は今後の展開に期待するとしよう。